海洋温度差発電を知る
【視察旅行向け】

海洋温度差発電は、太陽からの熱エネルギーにより温められた表層海水と海洋を循環する冷たい深層海水との温度差をタービン発電機により電力に変換する、再生可能エネルギーによる発電のひとつです。低い温度域を利用するため、タービンを回す作動流体として、沸点の低い媒体(アンモニアや代替フロン)が用いられます。 また海洋温度差発電の特徴は、表層海水も深層海水も、水温が急激に変わらないため、発電出力が安定していて、発電量の予測も容易であることが特徴の一つです。 参考 : 沖縄県海洋温度差発電実証試験設備HPより
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海洋エネルギー研究所伊万里サテライトは、伊万里市黒川町にあった旧サテライトから、平成 15 年 3 月に現在の伊万里市山代町に移転しました。 伊万里サテライトは実験棟および研究棟からなり、建屋面積 4,500㎡の鉄骨 3 階建て、敷地面積約 10,000㎡であり、また総工費約 45 億円と研究所サテライト施設としては世界的にも有数の施設として期待されています。
住所: | 〒849-4256佐賀県伊万里市山代町久原字平尾 1-48 |
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ここでしかみられない海洋温度差発電装置をはじめ、様々な設備を 90 分程度で見学いただけます。
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海水を用いる海洋温度差発電の研究成果を応用し、温泉水を用いるハイブリッド温泉温度差発電システムの研究を行っています。嬉野市で浴用に利用される前の温泉(約95℃)から発電し、課題となっている①湯の花による発電装置への影響の軽減や②発電に必要な冷却水の低減が期待されます。 佐賀県が目指す再エネ分野の県内発技術、再エネ普及に貢献する「再生可能エネルギー等先進県」の推進へ貢献します。
住所: | 〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2172番地 |
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浴用の温泉を実際に利用した佐賀発の新しい温泉バイナリー発電システムを見学いただけます。
嬉野温泉商店街のメイン通りには、3 カ所の無料で楽しめる足湯がある。全身の血行が良くなり、体がぽかぽかに。
マップ肥前吉田焼の窯元の工場に併設された焼き物の店。 製作過程でできる「黒点(ほくろ)」と「くぼみ(えくぼ)」を指す隠語で、産地で使われる愛のある言葉。使う上で問題のない商品を定価の20~50% OFFで販売されている。
マップ日本三代美肌の湯に選ばれている九州屈指の名泉です。肥前国風土記には「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記述があり、胃腸などの機能を活性化させる効果もある名湯とされています。また飲用にも適した弱アルカリ性の重曹泉で煮込んだ温泉湯豆腐は嬉野温泉の名産であり佐賀の郷土料理です。
マップ佐賀県内で唯一のお茶専門資料館です。うれしの茶を通じた新たな交流の拠点「チャオシル」ではうれしの茶の歴史と魅力を体感し、楽しむことがきます。「お茶を学び、お茶を味わい、人との交流を通じてお茶を知る」をコンセプトに、お茶の淹れ方教室や嬉野温泉水にお茶を煮出した液で染色する茶染め体験など、お茶に関する様々な体験ができます。
マップ竜宮城のような、朱塗りの楼門をくぐった先にある木造りの風情ある空間は1876 年築の日本最古の大衆浴場。武雄が誇るやわらかな美人の湯を源泉直結の鮮度で楽しめる。
マップ鎖国時代にあって積極的に西洋の科学技術に着目したのが佐賀藩で、武雄領がいち早く取り組んだ事から武雄市は先進的な地とされました。そのような歴史的背景もあり武雄市に宇宙科学館が開館されました。宇宙発見ゾーン、佐賀発見ゾーン、地球発見ゾーンに加え、プラネタリウム、天文台があり、参加体験型の展示物を通して科学を楽しく学ぶことができます。
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