エネルギーの歴史を知る旅
【教育旅行向け】

SAGAエナジーツーリズムのルートや施設に関する
お問い合わせは下記までご連絡ください。

■問合せ先一般社団法人佐賀エナジーツーリズム推進協議会
■電話番号0955-82-2811(NPO法人唐津・玄海観光交流社内)

ルートの見所&ポイント

佐賀県は歴史とエネルギーが密接な関係にあります。そのエネルギーの歴史を遡りながら、考えながら学ぶモデルルートです。

教育旅行

虹の松原(松葉かき体験)

かつて豊臣秀吉がセミを「騒々しい」と叱って以来セミの声が絶えたなど、不思議な伝説も残されている松林。17 世紀初め、初代唐津藩主 ・ 寺沢広高が新田開発のため自然林に松を植林したのがはじまりとされています。白砂青松を次の世代へ引き継ぐために、枯れ枝の搬出や清掃活動など現在も地元の方々に大切に守られています。

住所: 佐賀県唐津市東唐津~浜玉町(虹の松原)
営業時間: 平日 9:00~18:00

Point

400 年ほど前に植えられた松林の松葉や枝は、ご飯やお風呂の煮炊き燃料として使われました。

教育旅行

鯨組主中尾家屋敷

江戸時代中期から、8代 ・170 年にわたって呼子を拠点に捕鯨で巨万の富を築き、呼子の発展に多大な影響を残した中尾家の屋敷。江戸時代の呼子沖合での捕鯨の様子を描いた「小川島鯨睨合戦」にも描かれている、築 250 ~270 年の町屋建築は必見です。建物内では捕鯨の歴史も学べます。

住所: 佐賀県唐津市呼子町呼子 3750-3
営業時間: 8:45~ 17:00(入館は 16:30 まで)
休館日: 水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)/ 年末年始(12/29 ~ 1/3)

Point

1910 年~1950 年頃、捕鯨の重要かつ最大の目的は、鯨肉から採れる鯨油の採取で、灯火用の燃料油、ろうそく原料、機械用潤滑油、などに用いられた。

教育旅行

旧高取邸

旧高取邸は杵島炭鉱など数々の炭鉱を経営をした実業家「高取伊好」の邸宅です。大広間に能舞台を設けるなど和風を基調としながらも洋館も併設された近代和風建築の特色を備えています。植物の浮き彫りや型抜きの動物を施した欄間や杉戸絵などの優れた意匠が見られ、国家指定の重要文化財になっています。

住所: 佐賀県唐津市北城内 5-40
営業時間: 9:30~17:00(入館は 16:30 まで)
休館日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)/ 年末年始(12/29 ~ 1/3)

Point

石炭がエネルギーの中心だった時代と佐賀の炭坑王の邸宅。

教育旅行

炭鉱跡(旧杵島炭鉱大鶴鉱業所第二坑口)

炭鉱跡(旧杵島炭鉱大鶴鉱業所第二坑口)は、石炭搬出のため建造されたもので、唐津市内の田園地帯にあって、炭鉱施設の一端を今に伝える構造物です。

住所: 佐賀県唐津市肥前町大字入野甲 1-3

Point

炭鉱施設の一端を今に伝える構造物。

教育旅行

湊風力発電所

唐津市は風況に恵まれています。もともとは農地だった場所に “ 唐津市湊風力発電所 ” は建設され、この風車の売電収益の一部を地域農業の保全等の支援に還元する形で、地域貢献を果たしています。

住所: 佐賀県唐津市湊町
営業時間: 平日 10:00~17:00(自然電力株式会社)

Point

売電収益の1% を地域農業の支援に還元、地域共生をテーマとした発電所。

教育旅行

玄海町次世代エネルギーパーク あすぴあ

“ あすぴあ ” とはアース(地球)とユートピア(理想郷)のピアをつなげ、地球のエネルギーに関わることを体験 ・ 学習できる次世代の理想や夢につながる施設を表しています。ここでは様々なエネルギーに関する “ 遊び ” や “ 体験 ” を通して、一人ひとりが次世代のエネルギーについて考えることができます。近くには“九州のエネルギーがぎっしりつまったテーマパーク ” 玄海エネルギーパークもあります。

住所: 佐賀県東松浦郡 玄海町大字今村 4560 番地 1
営業時間: 9:00~17:00
休館日: 第3月曜日(祝日の場合は翌日)/ 年末年始(12/29 ~ 1/2)

Point

次世代エネルギーを見て触れて理解を深めることを目的とした施設。